二条城

日本の歴史において重要な役割を果たした二条城は、京都市中心のアクセスが容易な場所に位置しています。しかし東京ドーム約7個分の広大な敷地があり、見どころ満載の観光スポットなのです。

歴史好きにはたまらない観光スポット

もともとは関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が、上洛のときに使用するための宿泊所として作られたのがこの二条城でした。その後江戸幕府3代将軍家光により、現在の規模のものになったと言われています。15第将軍慶喜が大政奉還を発表した場所としても知られ、歴史好きには見逃せない場所です。

二条城の見どころ

世界遺産にも登録されているこの二条城には多くの見どころがあり、そのどれもが素晴らしいものです。しかしここでは、その中から幾つかのお勧めを紹介します。二条城観光に時間が割けない方は、参考にしていただければと思います。

  • 二の丸御殿:この二の丸御殿は、部屋数が33、広さが800畳分の広大な建物です。各々の部屋は狩野派による豪華な障壁画で飾られていて、見る者の目を楽しませます。また大広間の中の「一の間・二の間」が実際に大政奉還がおこなわれた場所で、歴史好きには特にお勧めの場所となっています。
  • 天守閣跡:かつて5層の天守閣があった場所で、1750年の落雷で焼失してしまったと言われています。天守台に上がると、二条城の景色をまた違った角度から楽しむことができ、梅の季節には絶好のビューポイントとなります。