清水寺とその参道
京都を代表するお寺である清水寺は、もちろん観光名所としても京都を代表する人気スポットです。京都の中心地からは若干外れていますが、京都駅から歩いても1時間はかかりません。京都の町を散策するには、むしろうってつけの距離にあると言ってもいいでしょう。 二寧坂・産寧坂 二年坂、三年坂と覚えている方も多いと思いますが、正式な名前は二寧坂、産寧坂と言います。清水寺に続く参道で、かなり急な勾配の坂となっています。「二年坂で転ぶと二年以内に死ぬ」、または「三年坂で転ぶと三年以内に死ぬ」という風説があるのは、この急な坂道で転ばないよう気をつけてもらうために広まったとも言われています。 国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されるほど風情のある参道で、昔ながらの建物が軒を連ねています。そこでは、まるで昔の日本にタイムスリップしたような気持になること請け合いです。 清水寺 「清水の舞台から飛び降りる」ということわざに出てくるのが、この清水寺にある舞台です。それは地上約12mの木造建築の舞台で、釘を一本も使わずに組み上げられているものです。舞台からの雄大な眺めは、京都観光のハイライトと言っても過言ではありません。